城跡と裁判所

城跡と裁判所(1)神戸地方裁判所龍野支部

兵庫県たつの市にある龍野城を訪れました。城下町の風情が残る街中の非常に狭い道を辿っていくと、山の中腹に城跡を見ることができます。石垣の一部が今も残っています。 さて、神戸地方裁判所龍野支部は、龍野城の真下に位置しています。従って、姫新線...
弁護士業務

実務修習の心得

私が司法修習をしていた際の民事弁護教官が、実務修習に我々を送り出す前にユニークなアドバイスをしてくれたことを記憶しています。 それはどのようなものかというと、 どんな質問でも良いから毎日1つ質問をしよう! こんなチャンスは2度とない。 と...
ブックレビュー

書評「ヘイト・スピーチの法的研究」

京都の朝鮮学校の前で「在日特権を許さない市民の会」の人たちがヘイトスピーチを繰り返したという事件で、学校側からの損害賠償請求が最高裁で確定したというニュースがありました。この事件自体は2009年ころに起こったものですが、近時、差別的あるい...
弁護士業務

ひまわりの花言葉

ひまわりは、弁護士バッジのデザインとしても使われています。太陽に向かって真っ直ぐ伸びて行く姿が自由と正義の象徴だということのようです ((追記:この問題に関しては次の記事に詳しい。どうも正義の象徴とされる花は別のものではないかというのであ...
司法制度

城跡と裁判所 総論

今の東京高裁・地裁の場所にあった大審院 (国立国会図書館ウェブサイトより) 弁護士の仕事をしていると、事件によっては各地の裁判所で手続を行う必要が生じることがあり、その場合、裁判所の管轄などを調べなければなりません。そこで、弁護士業務便覧...
司法制度

高裁支部の適正配置

日本国内には8つの高等裁判所(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・高松・広島・福岡)があり、左の色分けのとおりの地理的な管轄を有しています。 但し、高裁には支部を設置しているところがあり(仙台高裁秋田支部・名古屋高裁金沢支部・広島高裁岡山支部...
弁護士業務

民事介入暴力対策山口大会

平成26年11月7日、山口市において民事介入暴力対策山口大会が開催されましたので、その視察をしてきました。 「ブラックマネーの剥奪」という、民事介入暴力への対策に留まらない難問が協議会では議論されていたようですが、当職の視察の主眼は懇親...
弁護士業務

弁護士保険の経済学

平成26年10月25日の読売新聞で、「交通事故訴訟、10年で5倍に…弁護士保険利用」という記事があり、弁護士保険の利用についての問題点が取り上げられていました。 確かに、弁護士保険を利用した交通事故案件は増えてきている実感はあります。 ...
交通事故

自転車事故への備え

兵庫県が自転車保険を掛けることを義務づける条例を制定しようという報道があったのですが、自転車事故の処理は非常に悩ましい問題です。 そこで、かつては自転車を乗ったり担いだりして学生時代を過ごしていたサイクリング部OBの私としては、この問題、...
司法制度

司法試験合格者数の決定要因

平成26年の司法試験の合格者数は、前年に比べて239人減少し1810人となりました。なぜこのような減員が生じたかということについては各方面で議論がなされています。 そうしたところ、釧路弁護士会のある先生から「どうやら、足切りを受けなかった...
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