城跡と裁判所

城跡と裁判所(20)さいたま地方裁判所熊谷支部

ああ、武士ほどつらいものはない。武芸の家に生まれなかったなら、このように残酷なまねはしないですんだものを。功名手柄などはなんになろう。いくさに勝った負けたとさわぐなど、ばかばかしいにもほどがある。ああ、むごいことをしたものだ。残念なことを...
司法制度

平成28年司法試験の結果について

今年も司法試験の合格発表の時期を迎えました。 例によって、前年までにグラフ化していたものに今年のデータを付け加えてみます(データは法務省の公表した資料によっています。)。 受験者数及び合格者数等について 今年は、昨年に比べて受験者数が大...
司法制度

労働審判手続でもテレビ会議を利用できます

釧路地裁本庁からお知らせがありました。 お知らせの趣旨としては、帯広支部ではテレビ会議システムを釧路本庁との間で利用することが可能であるから、労働審判についてもこれを活用してはどうか、ということでした。 帯広から釧路までへの距離は1...
弁護士業務

依頼者見舞金制度について

8月6日の読売新聞が次のような記事を報じています。 弁護士が依頼者らの財産を着服する不正が相次いでいることを受け、日本弁護士連合会が救済措置として導入を検討していた「依頼者保護給付金制度」の内容が固まった。 着服した弁護士が有罪判決...
弁護士業務

行政活動とのかかわり(8)まとめ

昨今の弁護士業界を取り巻く環境についての認識は様々ですが、中には極めてアヴァンギャルドな意見を目にすることもあります ((「ロースクールと法曹の未来を創る会」設立趣旨・活動方針))。 弁護士業界の困難は、多くの中小企業の経営や国民生活が困難...
弁護士業務

行政活動とのかかわり(7)労基署との連携

労働関係を巡る紛争に関しては、当事者が労働基準監督署に相談を求めるケースもあると思われるのですが、北海道内での近年の傾向としては、その相談件数は高止まりしているようです。 また、個別労働紛争に関する相談の件数は、その中でもおよそ2割程度...
弁護士業務

若手弁護士カンファレンスin札幌

道弁連大会の前日に開催された若手弁護士カンファレンスに参加してきました。 各地の弁連大会(近畿は2年に1度人権大会)の前日夕方の枠というのは、前夜懇親会というものが行われていたのが通例だったように思います。 若手と日弁連執行部が意見交換...
弁護士業務

若手弁護士とは何か

近年、若手会員の意見を日弁連の運営に可能な限り反映しようとの発想によるものと思われるのですが、若手弁護士と執行部等との意見交換の機会が設けられることも多くなってきたように見受けられます ((あるいは、意地悪な見方をすれば、数が多くなって統制...
弁護士業務

司法書士の代理権に関する最高裁平成28年6月27日判決の衝撃

近年は、司法書士に簡裁代理権が付与されたことを背景に、債務整理の分野にも司法書士が進出して、過払金を交渉して取り返すということも見られるようになりました ((なお、本文中の「司法書士」は、司法書士法3条2項に定めるところのいわゆる認定司...
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ホームページ作成と私

ホームページを持つ法律事務所も多くなりましたが、当事務所も、2014年2月以来ホームページを公開して現在に至っています ((言葉の使い方としてはホームページではなくウェブサイトというのが正確なのだろうが、ここはあえて旧来より一般的に誤用(?...
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