弁護士業務

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司法書士の代理権に関する最高裁平成28年6月27日判決の衝撃

近年は、司法書士に簡裁代理権が付与されたことを背景に、債務整理の分野にも司法書士が進出して、過払金を交渉して取り返すということも見られるようになりました ((なお、本文中の「司法書士」は、司法書士法3条2項に定めるところのいわゆる認定司...
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行政活動とのかかわり(6)行政不服審査

行政不服審査法の改正により、審査庁の判断の妥当性をチェックするための第三者機関の設置が、各自治体にも義務づけられることになりました(行政不服審査法81条1項)。 そこで、道東地区でも、各自治体でその機関を構成する委員の選任が新たに必要...
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行政活動とのかかわり(5)地域包括支援センター

地域包括支援センターと弁護士の連携 介護保険法の改正により、各市町村に地域包括支援センターという機関が設立されています。 地域包括支援センターは高齢者福祉の要となる組織ですので、高齢者やその家族が抱える様々な問題、たとえば、介護、高齢...
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シンポジウム 憲法公布70周年のいま、考える「平和主義とは何か」

平成28年6月3日、札幌弁護士会主催、道弁連・日弁連共催による、平和主義について考えるシンポジウムが札幌で開催されました。 関西大学の松元雅和准教授をお招きして、「平和主義とは何か?政治哲学で考える戦争と平和?」という題で講演をしていた...
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北海道金融法務実務研究会の発足

平成28年5月16日の北海道新聞に次のような記事 ((がありました。 経営者の高齢化や後継者が見つからないといった理由で企業の廃業が相次いでいる問題を受け、日本政策投資銀行(政投銀)や日本銀行、地銀などは、道内企業の事業再生や合併・買収(M...
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日本弁護士連合会定期総会

日本弁護士連合会第67回定期総会が、平成28年5月27日午後1時より旭川市にて開催されましたので出席してきました。 決議の結果 次の各議案が賛成多数で可決されています。 平成27年度決算承認 平成28年度予算 平成29年度4...
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行政活動とのかかわり(4)貸金業関係連絡会

平成18年に貸金業法の改正がなされ、それに前後した時期からだったと思いますが、年に一度帯広の財務事務所に呼ばれることがあり、そこで貸金業関係の話題について懇談する会議が開かれています。 その趣旨としては、おそらく、改正貸金業法の施行とそれ...
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行政活動とのかかわり(3)巡回相談

先日、帯広から30キロ強の道のりを車で移動して、清水町の役場に巡回相談で行ってきました。 北海道弁護士会連合会(道弁連)では、年に2回、弁護士不在の自治体へ出張し、無料相談を行う取り組みを続けています。 今回も相談枠自体は全部埋まった...
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行政活動とのかかわり(2)児童相談所

児童相談所に弁護士を配置する方針を厚生労働省が固めたということのようで、先日の日弁連の臨時総会で最後に挨拶した会長がそのようなアピールをしていました。 これに対して、私の後ろの方から何かヤジを飛ばした人がいたみたいなんですが、確かに、日弁連...
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行政活動とのかかわり(1)町村会政策法務研修

行政活動と弁護士の関わり合いということがクローズアップされる来るようになってきている昨今なんですが、実際に当会からも自治体インハウスに転職する人が現れるようにもなりました ((但し、釧路弁護士会の管内では、まだ自治体インハウスは居ないようで...
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