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リーガルサービスの経済学(5)弁護士に今日を生きる資格はない

はじめに 前稿(リーガルサービスの経済学(4)広告規制の可能性)では、広告規制について実効性を伴う必要があると共に、特に誤認による弊害が大きいと思われる専門の表示の規制に関し認証制度の導入も一つの方法であること、他方で研修や試験による品質向...
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リーガルサービスの経済学(4)広告規制の可能性

問題が噴出する業界 前稿(リーガルサービスの経済学(3)モラルハザードなどの諸問題)では、契約締結前に生ずる逆選択の問題に加え、契約締結後に生ずるモラルハザードなどの問題に対しても回避する決定的な手段はない、ということを述べました。 とこ...
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リーガルサービスの経済学(3)モラルハザードなどの諸問題

はじめに 前稿(リーガルサービスの経済学(2)逆選択への処方箋)では、逆選択の発生に対してこれを回避する方法はいくらかあるものの、決定的な手段はないということを述べました。 さて、情報の非対称性から生ずる問題のうち、逆選択は契約を締結する...
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リーガルサービスの経済学(2)逆選択への処方箋

逆選択への対処 前稿(リーガルサービスの経済学(1)市場はもう死んでいる)では、リーガルサービスの市場には情報の非対称性が存在し、それ故に逆選択が発生して悪い弁護士ばかりが生き残る、ということを述べました。 もちろん、前提事実の設定がおか...
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リーガルサービスの経済学(1)市場はもう死んでいる

拙稿「新時代の弁護士マーケティング論」は、予想以上の反響があり正直驚きました。今の弁護士業界の抱える深刻な問題点を共有して頂けた方も多かったと思います。 ところで、拙稿においては、弁護士の料金や専門性の問題について、いささか品のない表現と...
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新時代の弁護士マーケティング論

はじめに 最近、弁護士業界も預り金を横領するなどの不祥事が多発しているのですが、これに対してある日弁連の偉い人が「エリート意識を捨てるべし。ハッピーリタイアできるよう若いうちから老後資金をためておけ。」との発言をされたとの報道があったよう...
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街頭に立つ

日弁連からの強い要請があり、2015年3月16日に集団的自衛権の行使容認について反対する全国一斉の街宣活動を行うことになりました。 そこで、不肖未熟のわたくしではありますが、街頭に立って演説してきました。協力的な会員もいて大変有り難かった...
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実務修習の心得

私が司法修習をしていた際の民事弁護教官が、実務修習に我々を送り出す前にユニークなアドバイスをしてくれたことを記憶しています。 それはどのようなものかというと、 どんな質問でも良いから毎日1つ質問をしよう! こんなチャンスは2度とない。 と...
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ひまわりの花言葉

ひまわりは、弁護士バッジのデザインとしても使われています。太陽に向かって真っ直ぐ伸びて行く姿が自由と正義の象徴だということのようです ((追記:この問題に関しては次の記事に詳しい。どうも正義の象徴とされる花は別のものではないかというのであ...
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民事介入暴力対策山口大会

平成26年11月7日、山口市において民事介入暴力対策山口大会が開催されましたので、その視察をしてきました。 「ブラックマネーの剥奪」という、民事介入暴力への対策に留まらない難問が協議会では議論されていたようですが、当職の視察の主眼は懇親...
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