弁護士登録をしたのが2003年の10月なので、登録から20年が経過してしまった。
業界の執務環境の改善がまるで見通せないと思うと業務への意欲も減退気味になる。そこに近年のコロナ禍の影響や年齢による体力の衰えが悪魔合体し、率直に言えば、20年目はこの20年で最悪といえる程度に最悪なパフォーマンスを発揮する一年となった。
仕事に集中力を欠くものだから当然クレームを受けることになるが、そうするとまた意欲が減退するという過酷なスパイラルが描かれる。グーグルマップのレビューには星1つも付けたくないだの顔も見たくないなどと晒され、別の所ではこんな仕事ぶりはありえないとかプロのクオリティではないとお叱りを受ける始末である。将来を嘱望された才気溢れる青年が辿り着いた末路がこんな有様だというのでは余りにも寂しい(マジで言ってます)。
勿論ドツボにはまる原因に思い当たるところはあって、様々に焦ってあれやこれやと向かないことをやり過ぎたのが良くなかったのである。あれこれ発信したり手に余る役を引き受ける暇があるなら、一文字でも多く書面を書き一秒でも多く勉強しろと言われればそのとおりだというしかない。今後は少しでも本業に集中できる環境を整えたいと願っている。
……と、そんなことでツイッターのアカウントも消してしまったので、生存確認の趣旨で近況をお知らせする次第でございます。実際のところ程々には過ごしてはいますので、皆さんもどうぞお元気にお過ごしください。