弁護士業務

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事業承継と弁護士関与(1)はじめに

弁護士業務の魅力は何であろうか? あえて一つ挙げれば、社会の変化に伴う法的問題を自分で見つけて解決できることにある。 実際のところは、紛争というものは生々しいからそんなに言うほどスマートではない。できるだけ清く正しく美しく述べようとすれば...
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日弁連臨時総会・給付金に関する議案の件

年が明けてから、例によって弁護士会から委任状書いてくれとのFAXが届いた。日弁連の臨時総会に関する委任状である。 いつぞやの話、委任状の受任者が勝手に書き換えられていたとか何とかと騒ぎになったことがあったが、当会は遺漏がないので、委...
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民事訴訟は本当に充実するのか?

【論究ジュリスト24号・第1特集】現行民事訴訟法が施行されて20年。民事訴訟実務には様々な工夫が凝らされたものの,改正当時の熱気は感じられなくなりつつあります。第1特集では,改めて改正の意義を振り返り,現在の課題について,次世代の実務家・...
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働き方を考える(3)なぜ働くのか

経営者と労働者の規律は異なる。 だからこそ、経営者は、自らが「365日24時間死ぬまで働け」との心意気で仕事に取り組んでいたとしても、同じことを従業員に求めてはいけない。それをやると、本当に従業員が死ぬことがある。 だが、そのことを...
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働き方を考える(2)どう働くのか

当地に赴任した人の話を聞くと、転勤についていささかネガティブな反応が出ることがある。 イソ弁以来の職業生活を好んで当地で営んでいる私には、その感覚は良く分からない。ただ、望まぬ転勤は辛いのだと思う。 余談ながら、イソ弁は給料の3倍稼...
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働き方を考える(1)どこで働くのか

このところ、働き方改革というスローガンが良く聞こえてくるようになってきた。 実は、あえて改革なんていわなくても、働く人を大事にしようとしていれば自ずと効果があるような気がしているが、いかに働くべきかということは昔から関心を持っていたテ...
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ブックレビュー:『変貌する法科大学院と弁護士過剰社会』

書評・パブリシティ情報11月19日 日本経済新聞 変貌する法科大学院と弁護士過剰社会 森山文昭(著) 花伝社 pic.twitter.com/vvaviKISpP ? 版元ドットコム (@hanmotocom) 2017年11月19日 ...
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ブックレビュー:『依頼者見舞金ー国際的未来志向的視野で考える』

はじめに 今年3月の総本山での臨時総会で、依頼者見舞金制度の導入が決議された。 個人的にはこの制度の導入に反対していたので、まずは以前の記事を紹介しておきたい(「依頼者見舞金の展望:アメリカの状況を踏まえて」)。 ...
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ブックレビュー:『破天荒弁護士クボリ伝』

【新刊】『破天荒弁護士クボリ伝』 「闘うビジネス弁護士」の代表格で、人気弁護士ランキングの常連だった著者 久保英明氏の自伝的ノンフィクションです。 pic.twitter.com/u1MVNKg5NS ? 日経BPブックナビ (@nbp...
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残業代バブルは生じるのか?(2)

前回の話の続きである。 ここ数年、残業代バブルが来るといわれているが、実際はそうでもない雰囲気である ((この点を考察したものとして、次のブログ記事がある。件数は高止まりしているが、バブルという程じゃないよねということのようである。(な...
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